ツインゴッデスを探せ!
●ケース6 湯川花子さん(仮名)の場合

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 、、。

 一体どうしてこんなことになってしまったのか、よくわかりません。最初はそんなつもりはなかったんです、、。
 でも、軽い気持ちで手を染めてしまったら、あとはもう戻ることはできませんでした、、。

 入手したのは、2004年の3月でした。場所はヤフーオークションです。湯川で検索していたら、ヒットしました。出品価格は忘れてしまいましたが、若干高めだったような気がします。どうしようか迷っていたのですが、どうしても欲しいと思っていたので、終了時間間際に入札することを決意したんです。

 現在価格に入札単位を加えた、ちょっと高い金額で入札したんです。そしたら、どなたか、やはりファンの方だと思いますが、ちょっとだけ高い価格で応札されました。そこで私も、ちょっとだけ高い価格で入札しました。でも、やはりどなたかがちょっとだけ高い金額で入札されました。

 そんな戦いがしばらく続いていて、気がつくと価格は6700円になってしまいました。やっとのことで落札しましたが、思わぬ金額になってしまったのです、、。

 みみっちい戦いでした。入札されていた相手の方の思いも伝わってくるようでした。

 「絶対に欲しいんだぞ、どうだ、応札できるかっ。」というような感じではなく、お互い「欲しいんだけどもう予算がないんです。お願いだからこれで終わりにしてください。」というような、悲痛なメッセージを込めつつ応札し合っていたような感じでした。「悲惨な戦争」とでも言うべき気持ちでした。そうです。大量破壊兵器なんて、どこにもなかったんです、、。

 でも、後悔はしていません。どこかの誰かのようにアメリカの言いなりになった訳じゃなくて、ちゃんと自己責任で入札したんです。確かに金額的には高くなりましたが、何しろ絶対数が少ない貴重なものですし、どんなに探し回ってもなかなか見つからないものです。例えば、見つかるまで都内の中古屋さんを回ったとしたら、交通費だけでもこんなものではすまなかったと思うんです。(編集部注・確かにその通りである。)

 悔いがあるとすれば、一気に高い金額で入札していた方が、結果として良かったかな、と思います、、。相手の方にもこんな切ない思いをさせずにすんだかもしれませんね、、、。

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